2021年を振り返って
年末を迎え、何を書こうかと考えた時に思い浮かぶのはやはり直近数ヶ月のことだった。
ただ、どうせ年末に記事を書くならば通年での振り返りをしようと思う。
去年の今頃は何をしていただろうか。
あまり記憶が無いが、当時は彼女がいたので帰省するまでの間一緒に自宅で過ごしていたのは覚えている。
コロナでほとんどデートらしいデートができていなかった。
年を越えてもコロナ真っ只中で、当時のトップの判断で出勤は週1のペースだった。
仕事もほとんど休止状態で今思えば天国のような時期だったが、内容がほとんど覚えていないということは特に有意義なことをせずに過ごしたのだろう。
通勤と外回りが無いだけで、本当にかなりストレス値の低い毎日だった。
毎日デスクに座って細々した事務作業をするのはストレスが溜まると言っている人間もいたが、自分はまっったくそんなことは無かったことを考えると、やはり自分は人との摩擦が無く、淡々とPCで作業をするのが向いているのだろう。
WEB関係の仕事が天職だったのかもしれないが、高齢になってからのIT転職は難しいだろうとも思う。
資格をとって独立し、副業兼資格業の武器とするハイブリット戦略が合っている気がする。
10月から在宅が廃止され、外回りも完全に戻ってからはしんどい日々だった。
負荷が急に増え、通常運転に戻ったことで姿を潜めていたパワハラも発生した。
この1年で振り返るとするならば、今の職場の光と闇を見たことだろう。
安定しているが故のぬるま湯。
週に4日5日在宅しても、本業がほとんどストップしても解雇されず給料をもらえるありがたみ。
1日1〜2時間の残業でハードワーク扱いされる環境。
昔ながらの企業体質でITが全く進んでおらず、ガラパゴス化した明らかに時代に取り残されている環境。
安定しているがゆえに頭のおかしい人間が解雇されずに昇進し幅を利かせている異常さ。
転勤配置換えが多く、見て見ぬ振りがモットーの社風。
大企業で出世した人間は使い物にならないと聞いたことがあるが、今ならば理解できる。
自社の特殊なガラパゴスルールに、いかに精通しているかが昇進の鍵を握っている。
そんなものをどれだけマスターしたところで、社外では何の意味も成さない。
光よりも闇の方が濃かった。
一生安定と思っていたが、安定には一番コストがかかる。
しかし進化には痛みが伴う。
とはいえ、コロナによって進化せざるを得ない世の中になったのは明らかであり、
力を蓄えるために一旦軸を据えるには良い環境だが、このまま居続ける訳にはいかないとも考える。
なんとなくだが、7年が目安だろう。
ひとりの人間として至らない部分が多くあるのも理解している。
いっぱしの人間になりつつ、独立に向けた武器を用意することを考えれば7年が良い目安なのでは無いだろうか。
まずは税理士資格の取得が第一だ。