職業について考える
10月も終わり、明日から11月になる。
正直11月は大きな山場になると考えている。
10月頭に緊急事態宣言が解除され、今や日々の感染者数など誰もチェックしない程にコロナは落ち着いている。
しかし、だからこそ、今しかないと言わんばかりで日常の業務がフル稼働している。
入社してから約1年半ずっとコロナ下にあり、残業などほとんどしたことがなかった。
フル稼働状態の今では毎日早出に残業続きだ。
そして残業代は1円もつく気配がない。
ついても上限があり、大した金額にはならない。
在宅勤務のありがたみが今となっては非常によくわかる。
そして出勤の無駄の多さもよくわかる。
これが死ぬ直前まで続くと考えると、本当にこれで良いのか?と考えてしまう。
これまでずっとフラフラしてきた身からすれば、
安定していて、社会的信用もある今の職場の良さはよく理解しているつもりだ。
だが、果たしてこれで本当に良いのか?
上場企業に勤務している人と食事をする機会があったが、
週3日在宅らしい。それで問題なく仕事はできていると。
リモートワークが浸透し、新しい仕事のあり方が一気に浸透した。
それによって副業という選択肢と可能性も大きく増えたと思う。
しかし、私の職場では副業は禁止されている。
残業代がつかないにも関わらずだ。
職場の年配者達は美味しい汁をすすってきた。
若いうちは残業代が潤沢に出て、今は管理者という立場でろくに働かない。
そんな人間たちは「この職場は良い」と強く主張するが、
昔と比べてすり減ってきているのは明らかだ。
残業代はつかない。副業もできない。
パワハラもロクに処分できない。
IT化に全く追いつけず旧時代のままの業務体系。
職場と同じように私も時代の潮流から隔離され、
すり減らされながら生き続けるのだろうか。
たまたま見た、38歳開業税理士の1日というYouTubeの動画を見た。
とても印象に残っている。
38歳なんてもうジジイだと思っていたが、
士業の中では38歳はかなりの若手なんだというギャップがあるのを思い出した。
朝は勉強をして、私服で仕事をして、昼すぎにはジムで汗を流し、夜には仕事をする。
田舎の地方都市で車を使うから、落ち着きがありつつもハリがある。
こんな日々がずっと続けば良いと思っていた一日と変わらない。
違うのは、消耗的な先細りの作業だった業務が、
税理士業という確固たるものに置き換わっていたことくらいだ。
働くことは好きだ。
だが、無駄なことはしたくないし、パワハラを受けたくもない。
好きな時間に働きたい。
38といえば、かなり十分に可能性がある年齢だ。
将来安泰のこの職場を捨てるのか?という命題がついて回るが、
30代で自力で税理士資格を取得できる人間が生活に困るだろうか。
それに今の職場と違って副業もできる。
税理士×α が可能なのだ。
元々WEB業界にいた私としては、これこそ得意分野だ。
今の副業といえば動画編集が主流なのだろうか。
サイトでもyoutubeでも、コンテンツを作成して他からの収入を得ることもできる。
税理士は無くならないのだ。
確かに、定年近くの年収では下回るかもしれない。
だがそれに見合うだけの自由と充足を手に入れることができるのではないだろうか。
雇われなら税理士もサラリーマン。辛いよ。
しかし、それは今の職場も同じことではないだろうか。
11月はハードだ。
しかし、だからこそ、ここで資格の勉強を30分でもやれることができれば、
実現性が高まるのではないか。
残業続きといっても、他の人とは違い長くて2時間程度だ。
他と比べればそんなもの大したことではない。
今、最近買ったばかりのMacBookAirで記事を書いている。
そう、MacBookで仕事ができるような人生を送りたい。
それが俺じゃあないか。