気付けば2月になっていた。

気付けば2月になっていた。

 

1月は特に外回りがあった訳でもなく、比較的にゆとりのあるスケジュールのはずだった。

ところが初めてやる事務作業の処理が進まないことで上司に罵倒され、仕事を一部取り上げられ、自分の案件にも関わらず今全体がどうなっているか把握できなくなり、ごちゃごちゃになったままだ。

挙句に取り上げて進めた上司の処理は適当であり、他のセクションから注意を受けたりともうめちゃくちゃだ。

仕事をせずに一日中雑談をして帰るだけのお飾り上司。

最近は寝てることもある。

 

日々この組織に先が無いことが身に染みている。

昔の文化が色濃く残るこの職場は年功序列が絶対であり、頭のおかしい人間でも降格させることが出来ずに出世させる。

 

頭のおかしい人間が上についた新人はキャリアを潰され、中堅職員はパワハラで心身を壊される。

年功序列なので、役職が上だろうが退職間際の老害を注意することができずに見て見ぬ振り。

明らかに問題のある職員でも権利が強いせいで解雇も降格もさせられず、管理職のポジションで残り続ける。

 

年功序列パワハラ上等、事なかれ主義の3本柱である。

 

組織の構成自体も大きな歪みがある。

民主党時代の影響により、本来なら組織を引っ張っていく30代の中堅どころがごっそり抜けており、ジジイとガキしかいない状態だ。

 

中堅どころは数字を取ってきて組織を存命させることで精一杯であり、新人の育成など土台をつくる方面に人員を割けない。

 

結果、昭和時代の老人が令和を生きる新人に時代錯誤な指導教育を実施し、

新人は育たず、老人は何も生み出さない。

 

年功序列なので何も生み出さない老人に毎年高額の給与を払い、

新人は育たず将来のお荷物になるか、格安でキープ出来ている有能な新人は早々に職場から逃げる。

 

まさに負のスパイラルだ。

 

「俺たちの若い頃は〜」を本当に今の時代も平気でやってのけ、

IOTとか言っているこのご時世で、「鉛筆で紙に書くんだ」と本気で言っている。

 

正気の沙汰では無いと思う。

 

外回りであった相手方はipadでメモを取り、チャットで上司に随時相談し、ノートPCのクラウドで過去の資料を検索している。

こちらは大量の紙をデカイ鞄に詰め込んで持ち歩く。上司への報告相談は電話のみだ。手元に無い資料は当然支店に戻らないと無い。

 

技術革新が飛躍的に進んでいるこの時代に、今の職場に居続けることは自殺行為に等しい。

1日1日安定を得る代償として成長と適応力が奪われている。

 

副業も禁止されており、積極的な生きる学習ができない。

 

そうなると、昭和平成と異なり、転職が一層困難になることは言うまでもない。

規模が大きすぎて、やっている内容が当社でしか通用しない特殊知識・独自ルールであり、当社で能力があっても他では何の役にも立たないだろう。

 

当社に入社したときはこれでもう安心だ。あとは程よく仕事を頑張り、趣味を楽しもうと思っていた。

確かに、以前と比べればかなり幸福なポジションになったとは思う。

特にボーナスの振込があった時にはすごくそれを実感する。

新作のテニスラケットを何本も購入できたり、広くて良い部屋に住み続けられている。社名だけで社会的に信用を得られる。

 

普通の上司が付いていたら、今頃は井の中の蛙で程よい幸福感でいっぱいであっただろう。

幸か不幸か、入社1年目2年目連続でキチガイ上司が上についたことでこの組織の限界を知ってしまった。

 

そうなる運命なのだろう。

自分は流れに乗るのが上手い人間だ。振り返っても、ここ10年はベターなムーブをしてきた。

 

それにやはりMacBookiPadを使って仕事がしたい。車も使いたい。

土日も仕事をしたいし、その代わりに平日は半休が欲しい。

 

 

新年の抱負は5時起床

ありきたりだが、元旦らしい事をしようと思い新年の抱負について考えた。

雰囲気を出すためにMacBook片手にスタバに行ってこの記事を書いている。

 

プライベートな目標もあるが、一番はやはり仕事。つまりは資格取得についてだ。

当初はド定番である簿財を取得するつもりでいたが、法人税を取りに行くことにした。

 

既に簿財講座を購入していたため30%引きで新規講座を購入できるうえに、タイムセールで1万円の値引きをしていたのが引き金だった。

しかしよくよく考えて見ると、今の自分には法人税を先に取得した方が良い、様々な要因があった。

 

今年で法人税を取り、来年に簿財を取得するつもりだ。

 

ただ、講座開始から4ヶ月遅れて受講しており、22年度合格を狙うには大前提としてこの遅れを取り返すところから始めなければならない。

 

無理のないスケジューリングを組むと同時に、それをこなす為の生活習慣を確立する必要がある。

 

某税理士YouTuberの動画では、法人税合格のためには1000時間が必要と話していた。

WEB検索をしてみても、おおよそ1000時間は妥当なラインだと思う。

 

ちなみに試験の受付開始は5月10日

実施日は8月2〜4日となっていたが、この記事を書くついででようやくこの日程を確認したレベルだ。

 

1/1~7/31の間は約210日

毎日学習するとすれば1日4.8時間、おおよそ5時間だ。

ここまで書いて、無謀なように思えてきた。

 

大手予備校の公表数値である目標600時間で計算し直してみる。

毎日学習するとすれば1日2.9時間、おおよそ3時間。

厳しいが、実現可能なラインではある。

 

土日に比重をかけるとして、土日で1日4時間。平日は約2時間30分となる。

これならばより現実味が増してきた。

2時間30分はちょうど講義1回分で、区切りも良い。

 

講義6回につき実力確認テストが1回という講義ペースなので、これもまた区切りが良い。

平日5回+土曜に1回と復習、日曜にテスト。という感じで。

 

だが、これは理想すぎるペース配分だ。

 

講座は1ヶ月で6回分のペースであるため、直前講義が開始する4/26に間に合うように52回のパーフェクト講座を消化していくのが良いはず。

 

1ヶ月で12回分のペースで講義を進めていけば、4月末でパーフェクト講座が完了することになり、ギリギリのタイミングで直前講座に間に合う。

そうすると、週3回の講義完了がノルマになる。

 

そして朝型に生活リズムを変えよう。

夜は突発的に残業が発生する可能性もあるし、コンディションのブレが大きい。帰宅後すぐに眠くなる時もある。それに、趣味等に時間を割けるのは夜の時間しかない。

朝はとにかく安定している。

 

23:30~6:30のリズムから、

22:00~5:00のリズムに切り替える。

 

実家にいる今は深夜にやれることも無いため、ちょうど良い。

寝ようと思っても寝れないこともあるから、とにかく5:00に起きるようにしよう。

朝型にすれば自宅で朝食を摂ることもできる。ゆっくりとコーヒーを飲むこともできる。

土日ならランチ前に30分程度仮眠をとって、1日を2回分にすることもできる。

2021年を振り返って

年末を迎え、何を書こうかと考えた時に思い浮かぶのはやはり直近数ヶ月のことだった。

ただ、どうせ年末に記事を書くならば通年での振り返りをしようと思う。

 

去年の今頃は何をしていただろうか。

あまり記憶が無いが、当時は彼女がいたので帰省するまでの間一緒に自宅で過ごしていたのは覚えている。

コロナでほとんどデートらしいデートができていなかった。

 

年を越えてもコロナ真っ只中で、当時のトップの判断で出勤は週1のペースだった。

仕事もほとんど休止状態で今思えば天国のような時期だったが、内容がほとんど覚えていないということは特に有意義なことをせずに過ごしたのだろう。

 

通勤と外回りが無いだけで、本当にかなりストレス値の低い毎日だった。

毎日デスクに座って細々した事務作業をするのはストレスが溜まると言っている人間もいたが、自分はまっったくそんなことは無かったことを考えると、やはり自分は人との摩擦が無く、淡々とPCで作業をするのが向いているのだろう。

 

WEB関係の仕事が天職だったのかもしれないが、高齢になってからのIT転職は難しいだろうとも思う。
資格をとって独立し、副業兼資格業の武器とするハイブリット戦略が合っている気がする。

 

10月から在宅が廃止され、外回りも完全に戻ってからはしんどい日々だった。

負荷が急に増え、通常運転に戻ったことで姿を潜めていたパワハラも発生した。

 

この1年で振り返るとするならば、今の職場の光と闇を見たことだろう。

 

安定しているが故のぬるま湯。

週に4日5日在宅しても、本業がほとんどストップしても解雇されず給料をもらえるありがたみ。

1日1〜2時間の残業でハードワーク扱いされる環境。

 

昔ながらの企業体質でITが全く進んでおらず、ガラパゴス化した明らかに時代に取り残されている環境。

安定しているがゆえに頭のおかしい人間が解雇されずに昇進し幅を利かせている異常さ。

転勤配置換えが多く、見て見ぬ振りがモットーの社風。

 

大企業で出世した人間は使い物にならないと聞いたことがあるが、今ならば理解できる。

自社の特殊なガラパゴスルールに、いかに精通しているかが昇進の鍵を握っている。

 

そんなものをどれだけマスターしたところで、社外では何の意味も成さない。

 

光よりも闇の方が濃かった。

一生安定と思っていたが、安定には一番コストがかかる。

しかし進化には痛みが伴う。

 

とはいえ、コロナによって進化せざるを得ない世の中になったのは明らかであり、

力を蓄えるために一旦軸を据えるには良い環境だが、このまま居続ける訳にはいかないとも考える。

 

なんとなくだが、7年が目安だろう。

ひとりの人間として至らない部分が多くあるのも理解している。

いっぱしの人間になりつつ、独立に向けた武器を用意することを考えれば7年が良い目安なのでは無いだろうか。

 

まずは税理士資格の取得が第一だ。

2021年が終わる

12月に入った。

10月のパワハラを乗り越え、大型化する案件を追いかけながら、毎週毎週外回りに駆け回った11月が終わり、12月は締めくくりを迎えている。

 

怒涛の2ヶ月間だった。

ストレスと残業続きの日々。

 

この頃から急激に抜け毛が増えた。

頭皮チェックをしてもらいに某サロンに行ったら、思ったよりも状態は悪かった。

 

一応、ピークは過ぎたと思っても良いのかもしれない。

 

年末を控え、お世話になった先輩と飲みに行った。

出世ルートの話を聞いて、まだその道は捨ててはいけないと再認識した。

 

今の環境が異常であること。

本来であれば、今程度の負荷量は大したことがないこと。

未来を捨てて事務方に籠るルートはいつでも行けるし、今はタイミングが悪いこと。

外回りはこの組織では応用の効くポジションであって、もうしばらく頑張ってみること。

本店に行けば行ったで、全くの別世界であり、苦労があること。

 

コロナの影響で1年半甘やかされてきた分、この2ヶ月は余計に負荷が大きく感じたのだろう。

 

しかし、なんとか乗り越えた。

 

今月は締めくくりの月。

仕事をうまくランディングさせていき、

酷使してきた体と心をケアしていき、

来年の希望の種を植えていく。

 

今月はよく湯船に浸かろうと思う。

今一度眉毛を整えて、来年に向けて脱毛もやっていこう。

テニスに行って、体のベースを作ろう。ジムも行って体を絞ろう。

そして、良い写真を撮ってもらおう。

アプリを使って、出会いの芽を植えて行こう。

資格試験の勉強も再開しよう。

 

 

 

 

 

職業について考える

10月も終わり、明日から11月になる。

正直11月は大きな山場になると考えている。

 

10月頭に緊急事態宣言が解除され、今や日々の感染者数など誰もチェックしない程にコロナは落ち着いている。

 

しかし、だからこそ、今しかないと言わんばかりで日常の業務がフル稼働している。

入社してから約1年半ずっとコロナ下にあり、残業などほとんどしたことがなかった。

 

フル稼働状態の今では毎日早出に残業続きだ。

そして残業代は1円もつく気配がない。

ついても上限があり、大した金額にはならない。

 

在宅勤務のありがたみが今となっては非常によくわかる。

そして出勤の無駄の多さもよくわかる。

これが死ぬ直前まで続くと考えると、本当にこれで良いのか?と考えてしまう。

 

これまでずっとフラフラしてきた身からすれば、

安定していて、社会的信用もある今の職場の良さはよく理解しているつもりだ。

 

だが、果たしてこれで本当に良いのか?

 

上場企業に勤務している人と食事をする機会があったが、

週3日在宅らしい。それで問題なく仕事はできていると。

 

リモートワークが浸透し、新しい仕事のあり方が一気に浸透した。

それによって副業という選択肢と可能性も大きく増えたと思う。

 

しかし、私の職場では副業は禁止されている。

残業代がつかないにも関わらずだ。

 

職場の年配者達は美味しい汁をすすってきた。

若いうちは残業代が潤沢に出て、今は管理者という立場でろくに働かない。

 

そんな人間たちは「この職場は良い」と強く主張するが、

昔と比べてすり減ってきているのは明らかだ。

 

残業代はつかない。副業もできない。

パワハラもロクに処分できない。

IT化に全く追いつけず旧時代のままの業務体系。

 

職場と同じように私も時代の潮流から隔離され、

すり減らされながら生き続けるのだろうか。

 

たまたま見た、38歳開業税理士の1日というYouTubeの動画を見た。

とても印象に残っている。

 

38歳なんてもうジジイだと思っていたが、

士業の中では38歳はかなりの若手なんだというギャップがあるのを思い出した。

 

朝は勉強をして、私服で仕事をして、昼すぎにはジムで汗を流し、夜には仕事をする。

田舎の地方都市で車を使うから、落ち着きがありつつもハリがある。

 

こんな日々がずっと続けば良いと思っていた一日と変わらない。

違うのは、消耗的な先細りの作業だった業務が、

税理士業という確固たるものに置き換わっていたことくらいだ。

 

働くことは好きだ。

だが、無駄なことはしたくないし、パワハラを受けたくもない。

好きな時間に働きたい。

 

38といえば、かなり十分に可能性がある年齢だ。

将来安泰のこの職場を捨てるのか?という命題がついて回るが、

30代で自力で税理士資格を取得できる人間が生活に困るだろうか。

 

それに今の職場と違って副業もできる。

税理士×α が可能なのだ。

 

元々WEB業界にいた私としては、これこそ得意分野だ。

今の副業といえば動画編集が主流なのだろうか。

サイトでもyoutubeでも、コンテンツを作成して他からの収入を得ることもできる。

 

税理士は無くならないのだ。

 

確かに、定年近くの年収では下回るかもしれない。

だがそれに見合うだけの自由と充足を手に入れることができるのではないだろうか。

 

雇われなら税理士もサラリーマン。辛いよ。

しかし、それは今の職場も同じことではないだろうか。

 

11月はハードだ。

しかし、だからこそ、ここで資格の勉強を30分でもやれることができれば、

実現性が高まるのではないか。

 

残業続きといっても、他の人とは違い長くて2時間程度だ。

他と比べればそんなもの大したことではない。

 

今、最近買ったばかりのMacBookAirで記事を書いている。

 

そう、MacBookで仕事ができるような人生を送りたい。

それが俺じゃあないか。

3本の柱

投資を頑張ろうと思いたってから、再び自分の人生が上手く行きはじめた。

 

プライベートでは失恋をし、憂鬱が続く日々。

仕事はリモートワークが長期間続いたことで自身のスキルが思うように向上しておらず、

単調な仕事内容にモチベーションが上がらない。

 

数ヶ月間生きた屍のような生活を送っていた。

 

だが、投資に目を向けてから人生は再生し始めた。

 

投資の勉強として決算書の読み方を勉強していたのだが、ちょうどその時に仕事でたまたま決算書を取り扱う機会があった。

思わぬ副産物であったが、久しぶりに仕事で良い自信が付く機会となった。

 

また、失恋の痛みから逃れるために、帰宅後から就寝までずっとマッチングアプリを開いて

実りのないメッセージのやりとりを繰り返していたが、

「投資を学びたい!」という気持ちが芽生えてからはそんな時間が惜しくなり、

盛り上がりに欠ける相手にはメッセージを返すのをこちらから止めた。

切り捨てる。という行動を取れるようになったことで良い循環が生まれるようになった。

 

無理をせず、かつ上質なターゲットに絞り込むことができるようになったので、

今では楽しくやることができている。

 

大学生時代にバイトをはじめた頃からの私のモットーとして、

『3本の柱が作れていれば人生は上手く回る。』

というものがある。

 

これは書籍や何かから引用したものではなく、自身の実体験から閃いたものだ。

 

仕事(アルバイト)×プライベート×自己実現 (起業)

 

当時の私の大学生生活は大きくこの3つで成り立っていた。

だが、このバランスが崩れることが度々あった。

 

ある時期は週のほとんどをバイトに費やしていた時もあったし、

ある時期は入学時から目標としていた弁護士への道を諦めた時もあった。

またある時期は所属していたサークルを辞め、大学生活を孤独に過ごした時もあった。

 

3本柱のうち1つでも欠けている時はたいてい良くない流れになってしまうものだ。

リスクヘッジができないからだ。

 

3本の柱で負荷を循環させていくことで人生の波は乗り越えていくことができる。

 

先ほどの大学時代の例でいえば、私はまず弁護士への道を諦めた。

そして自己実現の選択肢が消え、自分にはバイトとサークルの2つの柱だけとなった。

 

次第に飲み会を中心に行うサークルの方針に違和感を覚え、ギクシャクし始めた。

1年が経つ頃にはサークルを辞めることとなった。

 

入学以来サークル仲間と行動を共にしていた私にはサークル以外の友人はおらず、

しばらくの間孤独な大学生活を送ることとなる。

 

そうして2本の柱を失い、毎日バイトに明け暮れる日々が続いた。

その日々は楽しかった。週3日で4時間出勤が標準の中、週6日で8時間出勤していたのだから、

当然仕事の覚える量は大きく差が付くし、中心メンバーからの信頼も相応に高まる。

 

唯一自分の価値を発揮できる場所だったが、それも長くは続かない。

週6日8時間が普通となった私には、段々と責任がのしかかってくるようになった。

 

しかしながらバイトが覚える仕事なんてものはたかが知れていて、

ある程度の時間が経てば成長は停滞する。

常に新しい仕事を覚え、実践し、成長を実感できていた日々はすぐに無くなってしまった。

 

しかし、他に行き場が無いのだ。

人生の目標もないし、学校は上手くいっていない。

 

長時間働くコアメンバーの1人になっておいて、

後から仕事やる気が無いだの、シフト減らすだの、言えるはずもない。

苦しくても、やりたくなくても、バイトをするしかない。

 

そうして腐りかけていた私を救ったのは、ネットビジネスという世界だった。

 

パソコンなどの作業環境を整えていく楽しさ。

まだ大学生にも関わらず“びじねす”を学ぶことによる優越感。

セミナーなどを通じて広がる交友関係。

 

そこから私は息を吹き返しはじめた。

 

バイトはビジネスの軍資金のために。

学校は自身の優越を実感するために。

 

目的が出来れば、エネルギーが自然と生まれ、エネルギーが溜まれば勝手に行動に移す。

 

自己実現という柱を再び得たことで、崩れかけていた他の柱も修復していったのだ。

 

 

仕事は必ずしもいつも上手くいくものではない。

それに集中しすぎてしまうと、仕事がうまく行かなくなった途端に逃げ場がなくなってしまう。

仕事では上司からのパワハラや減給、左遷等がある。

しかしながら仕事は義務であり、うまく行かなくなってもやり続けなければならない。

 

プライベートはある日急に充実させられるものではない。

友人や恋人は既に出会っていなければいけないし、親密な関係になるには時間が必要だ。

そして定期的なメンテナンスが必要であり、それを怠れば失恋や友人との喧嘩などで精神的にマイナスになることがある。

趣味にはお金がかかるし、孤独は誤魔化せても埋めることはできない。

 

ところが、自己実現はいつでも急に始められる。

余ったエネルギーや時間を投下するだけであり、基本的に金はかからない。

上手く行かなかったとしても成果物が無いというだけであり、仕事ではないのだから一時的に止めても構わない。

距離を置いて放置しておいても、それが自身にマイナス効果を与えることもない。

 

仕事とプライベート。どちらも上手く行かなくなった時の最後の支えとなるのが自己実現だ。

そうなった時の逃げ道でもあり武器でもある自己実現という選択肢があることは非常に大事だ。

 

自己実現の柱に負荷を預けられれば、安心して他の柱の回復を待つことができる。

 

投資は時間が掛かる。

だからこそ自己実現の柱として最適だ。

 

 

 

 

 

 

ブログ開設から1年が経過

初めてのブログ記事を書いてから1年以上が経過した。

 

今も世界の情勢は変わっていない。

ワクチンが開発されたものの、コロナ感染者数は増加の一途を辿っている。

1年前と同様に緊急事態宣言が発令されており、飲み会などはほどんとする機会が無いままだ。

 

在宅勤務により普段よりも生活にゆとりは生まれているはずだが、自身は昨年から成長していない。

余暇時間の有効活用ができなかった1年だった。

 

とはいえ、何も形になるものが無かったわけではない。

2021年の始まりと同時にいよいよ投資を開始した。

といっても、始めたのはつみたてNISAとiDeCoの2つだが。

 

はじめたきっかけは、YouTuberのKAZUYAさんの番組内で何度も語られていたからだ。

https://ch.nicovideo.jp/kazuyagx2

 

数年前からネット系言論番組を視聴し出し、最大手と言える虎ノ門ニュースはほぼ毎日視聴していた。

それと並行して幾つかの番組や、有料チャンネルにも登録していたが、今は言論系で視聴しているのはKAZUYAさんの番組だけだ。

 

米大統領選挙を機に熱が冷めてしまい、ライトに視聴できるKAZUYAさんの番組がちょうどいいのだ。

 

番組内では、

「とにかく金を入れるだけで良い」

「税優遇があるので、投資初心者はまずはこの2つ」

と繰り返し言っていたが、初めて半年が経つがまさにこの通りであった。

 

最初は書類の取り寄せや会社の総務とのやりとりなどで億劫に感じることもあったが、その実は非常に簡単な事務作業をしているだけだった。

それだけで投資をしている感・俺、バリバリやってます!感を味わえているのだから有意義な時間だったと言える。

 

選んだ証券会社はどちらも楽天にした。

特に深くは考えていないが、KAZUYA氏の番組内でも評価は良かったし、今後個別株で米国株を扱う可能性を加味して楽天が良さそうだと判断した。

 

投資関連で今までにやったことといえば、口座開設と、証券口座にまとめてお金を入金するだけだ。

投資本などもいくつか購入したが、結局ほとんど読んでさえいない。

投資におけるマインドセット、投資手法や銘柄選定などはつみたてNISAとiDeCoには関係ないからだ。

 

つみたてNISAはボーナス支給額を全額証券口座にぶち込み、そこから毎月自動でMAX入金されるように設定した。

iDeCoは毎月の給与支払いから天引きされる。

 

給与が入ったら全額使ってしまう私にとってはこの方法がベストだった。

 

そして2021年8月13日現在、トータルリターンは3万円ほどになる。

 

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f:id:ko2ko2_toushi:20210813140717p:image

 

完全にほったらかしでも、10%の利回りが出ているのは素晴らしい。

今後の情勢次第でマイナスに転落するかもしれないが、ただ貯金しておくよりは健全な体制だと思う。

 

口座開設をしただけなのに、表面上は「投資家」というポジションを保有していることになる。

 

これでひとまず最低ラインに立てたと言えるだろう。

 

心身をすり減らず安全に勤めることのできる会社に正社員として入ることで、[労働者]のポジションを確立する。

[労働者]ポジションでゼロから生み出した金の余剰分を投資に回すことで新たに[投資家]のポジションを手に入れる。

 

次のステップは[労働者]のレベルを上げるか、[投資家]のレベルを上げるか。

のどちらかとなるが、今後の目標としては資格取得をすることで[労働者]のレベルを上げつつ、[起業家]へのジョブチェンジを可能にしたい。

 

今までフリーターをしていた期間が長く労働者のレベルが低いため、余剰資金が少なすぎるのだ。

ある程度の給与が見込めるのであれば、その余剰分を投資に回すことが理想だろうが、私にはつみたてNISAとiDeCoに加えて捻出できる金がない。

いくら投資の勉強をして成功率を上げたところで、元本が少なければ効率は非常に悪い。

 

また、非常に安定した会社に在籍することができているので倒産や解雇という可能性は低いだろうが、何が起こるかはわからない。

 

それはここ数年の情勢の変化で痛感したことだ。

ひろゆき氏も言っていたが、今の時代は選択肢を多く持っておくことが強みになる。

 

頭のおかしい上司が上に付き、潰されるかもしれない。

左遷され、僻地で望まない業務をさせられるかもしれない。

 

そういう窮地に陥ったとき、「なら辞めます」と言える懐刀を持っているかは大きく違う。

 

何が起こるか分からないという点でいえば、奇跡が起こり日本が未曾有の好景気になる可能性だってある。

そうした好機を逃さずにランクアップする選択肢も抑えておきたい。

 

しょうもない資格を取るつもりはない。

・それ単体で独立が可能

・所持しているだけでキャリア的にもプラスになる

・資格の勉強を通じて投資に役立つ

 

この3点の要素を考えたところ、税理士が最適と判断した。

 

会計の知識が必要とされるので、投資で必須となる財務諸表の分析は高度に読めるようになる。

法人税の知識が身につくので、経営者視点での会社経理ができるようになる。

当然に税理士という資格単体で独立起業が可能で、従業員として転職することでキャリア形成でもプラスになる。

1科目ごとに合否が出るので、長期的にモチベーションを失わずに挑戦可能。

 

幸いにも、在宅勤務は今後しばらく続く。

始めるならばこの機会しかない。

 

この記事を書いている今、ちょうど税理士試験が実施されるタイミングだ。

今からちょうど1年間勉強をし、簿記と財務諸表の科目合格を目指す。