ブログ開設から1年が経過
初めてのブログ記事を書いてから1年以上が経過した。
今も世界の情勢は変わっていない。
ワクチンが開発されたものの、コロナ感染者数は増加の一途を辿っている。
1年前と同様に緊急事態宣言が発令されており、飲み会などはほどんとする機会が無いままだ。
在宅勤務により普段よりも生活にゆとりは生まれているはずだが、自身は昨年から成長していない。
余暇時間の有効活用ができなかった1年だった。
とはいえ、何も形になるものが無かったわけではない。
2021年の始まりと同時にいよいよ投資を開始した。
といっても、始めたのはつみたてNISAとiDeCoの2つだが。
はじめたきっかけは、YouTuberのKAZUYAさんの番組内で何度も語られていたからだ。
https://ch.nicovideo.jp/kazuyagx2
数年前からネット系言論番組を視聴し出し、最大手と言える虎ノ門ニュースはほぼ毎日視聴していた。
それと並行して幾つかの番組や、有料チャンネルにも登録していたが、今は言論系で視聴しているのはKAZUYAさんの番組だけだ。
米大統領選挙を機に熱が冷めてしまい、ライトに視聴できるKAZUYAさんの番組がちょうどいいのだ。
番組内では、
「とにかく金を入れるだけで良い」
「税優遇があるので、投資初心者はまずはこの2つ」
と繰り返し言っていたが、初めて半年が経つがまさにこの通りであった。
最初は書類の取り寄せや会社の総務とのやりとりなどで億劫に感じることもあったが、その実は非常に簡単な事務作業をしているだけだった。
それだけで投資をしている感・俺、バリバリやってます!感を味わえているのだから有意義な時間だったと言える。
選んだ証券会社はどちらも楽天にした。
特に深くは考えていないが、KAZUYA氏の番組内でも評価は良かったし、今後個別株で米国株を扱う可能性を加味して楽天が良さそうだと判断した。
投資関連で今までにやったことといえば、口座開設と、証券口座にまとめてお金を入金するだけだ。
投資本などもいくつか購入したが、結局ほとんど読んでさえいない。
投資におけるマインドセット、投資手法や銘柄選定などはつみたてNISAとiDeCoには関係ないからだ。
つみたてNISAはボーナス支給額を全額証券口座にぶち込み、そこから毎月自動でMAX入金されるように設定した。
iDeCoは毎月の給与支払いから天引きされる。
給与が入ったら全額使ってしまう私にとってはこの方法がベストだった。
そして2021年8月13日現在、トータルリターンは3万円ほどになる。
完全にほったらかしでも、10%の利回りが出ているのは素晴らしい。
今後の情勢次第でマイナスに転落するかもしれないが、ただ貯金しておくよりは健全な体制だと思う。
口座開設をしただけなのに、表面上は「投資家」というポジションを保有していることになる。
これでひとまず最低ラインに立てたと言えるだろう。
心身をすり減らず安全に勤めることのできる会社に正社員として入ることで、[労働者]のポジションを確立する。
[労働者]ポジションでゼロから生み出した金の余剰分を投資に回すことで新たに[投資家]のポジションを手に入れる。
次のステップは[労働者]のレベルを上げるか、[投資家]のレベルを上げるか。
のどちらかとなるが、今後の目標としては資格取得をすることで[労働者]のレベルを上げつつ、[起業家]へのジョブチェンジを可能にしたい。
今までフリーターをしていた期間が長く労働者のレベルが低いため、余剰資金が少なすぎるのだ。
ある程度の給与が見込めるのであれば、その余剰分を投資に回すことが理想だろうが、私にはつみたてNISAとiDeCoに加えて捻出できる金がない。
いくら投資の勉強をして成功率を上げたところで、元本が少なければ効率は非常に悪い。
また、非常に安定した会社に在籍することができているので倒産や解雇という可能性は低いだろうが、何が起こるかはわからない。
それはここ数年の情勢の変化で痛感したことだ。
ひろゆき氏も言っていたが、今の時代は選択肢を多く持っておくことが強みになる。
頭のおかしい上司が上に付き、潰されるかもしれない。
左遷され、僻地で望まない業務をさせられるかもしれない。
そういう窮地に陥ったとき、「なら辞めます」と言える懐刀を持っているかは大きく違う。
何が起こるか分からないという点でいえば、奇跡が起こり日本が未曾有の好景気になる可能性だってある。
そうした好機を逃さずにランクアップする選択肢も抑えておきたい。
しょうもない資格を取るつもりはない。
・それ単体で独立が可能
・所持しているだけでキャリア的にもプラスになる
・資格の勉強を通じて投資に役立つ
この3点の要素を考えたところ、税理士が最適と判断した。
会計の知識が必要とされるので、投資で必須となる財務諸表の分析は高度に読めるようになる。
法人税の知識が身につくので、経営者視点での会社経理ができるようになる。
当然に税理士という資格単体で独立起業が可能で、従業員として転職することでキャリア形成でもプラスになる。
1科目ごとに合否が出るので、長期的にモチベーションを失わずに挑戦可能。
幸いにも、在宅勤務は今後しばらく続く。
始めるならばこの機会しかない。
この記事を書いている今、ちょうど税理士試験が実施されるタイミングだ。
今からちょうど1年間勉強をし、簿記と財務諸表の科目合格を目指す。